TOEICのスコア800を900に!短期でレベルが上がるの?

 

日本人は英語に対して、かなりコンプレックスを持っているようで
私の周りにも、英会話スクールなどに通う人は多いんですが、
なぜか?英語が得意な人、流暢に喋っている人を見たこと無い・・・

 

gakusyu

 

大昔から日本が孤立した島国で、英語圏と関わりを持たなかった事
が災いしているのか?・・・でも、戦前の教育受けた人々の中にも
英語が得意な人が居ることを考えると、要はヤル気次第なのかも。

 

ということで、学生さんも社会人も、向学心のある方は、英語検定
をはじめ、TOEIC(トーイック)や、TOEFL(トッフル)を勉強する
方が最近は増えていますよね。

 

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「TOEIC」「TOEFL」「英検」の違いは?

 

まず、TOEICは、『国際コミュニケーション英語能力テスト』
(Test of English for International Communication)の略で、
簡単に言えば、社会人の英語力を判定するものです。

 

TOEFL(TOEFL iBT)は、『外国語を学ぶための英語能力テスト』
(Test of English as a Foreign Language)の略となりまして、
TOEICよりも、かなり難易度の高い内容になっていたりします。

 

TOEFL iBTは、英語圏の大学や院に留学を考えている場合、英語力
を証明するために利用される場合が多く、非営利教育団体が開発
したというわりに受験料が、やたらと高めだったりします。

 

英検は中学生ぐらいから馴染みのある言葉だと思いますが、英語の
トータル的な能力を判断するための合否のある検定になります。
前述の2つに比べると、ステータスがやや低く見られがちです。

 

TOEICのスコアが社会的に必須?

 

先頃、自民党が大学入試にTOEFL(トッフル)を義務付けるような
話もあり、各大手企業においてもTOEIC(トーイック)のスコア
採用の基準にするところが増えています。たとえば・・・

 

gaishi

 

松下電器の国際広報担当では、900点以上のスコアが求められて
いますし、住友・野村不動産も800点以上、王子製紙、大正製薬、
ニトリホールディングスなどでも600点以上が求められています。

 

昇進や昇格においても、TOEICのスコアを重要視する企業が、
かなり多くあります。そのためか、TOEICに関しては点取り争い
というか、躍起になって高得点を狙う方が増えていますよね。

 

スコアだけを気にする実用価値の無さ

 

でも、皆、スコアばかりを気にして、点を取ることだけに意識する
人が多かったりしますが、実際問題、高得点を取得した人で、満足
にリアルな会話が出来る人を少なくとも私は見たことが無いです。

 

TOEICの内容は、基本、リーディング(読み)とリスニング(聴く)
だけであり、世界に通用するネイティブスピーキング(母国語発声)
は含まれていませんので、当然といえば当然なのかもしれません。

 

 

しかもTOEICは、日本では知名度が高く、受験する人も多いですが
海外においては、逆にTOEFLの方が知名度が高くて、TOEICの存在は
あまり知られていないという現状があったりもします。

 

何の為、誰の為のTOEICスコアなのか?

 

目指せ!TOEICスコア800!900!といった類の参考書などが出回り
一夜漬けのように短期でレベルを上げようとする方もいらっしゃいますが
英語をマスターするという本来の目的から、ズレているような気がします。

 

就職や昇進などで、英語レベルが必要に迫られている人は別として、
見栄や虚栄でテクニックだけを追いかけているようなスコア取得
では、リアルな英語力を身に付けることはかなり難しいでしょう。

 



 

とはいえ、実社会で有利に活動していく上で、やはりどうしても
TOEICのスコアは必要不可欠という状況であるならば、その場合は
ほぼ1ヶ月ごとにテストがありますので以下をご覧ください。

 

TOEIC試験時期や詳細について

 

TOEICの試験は、2月と8月を除き、全国80都市で、年に10回ほど
実施されます。但し、各地区によって実施の回数が異なりますので
受験費用等、その他の詳細につきましては、下記でご確認ください。

 

TOEIC公式サイト / http://www.toeic.or.jp/

 

かつて、日本が鎖国をしていたTOEICも存在していなかった時代に
ジョン万次郎はリアルに通用する英語をマスターしていました。我々も
現代版「ジョン万次郎」をめざして、生きた英語を身に着けましょう!

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