年々、夏の暑さが厳しくなっているような気がしますが、
「暑い、アツイ」といいながら、エアコンを利かしすぎると
体調を崩す原因になる上、電気代が嵩むのも困りものです。
エコ感覚で、夏の暑さ、体力低下を解消する方法は無いかな?
そんな時は
「暑気払い」
ということで、できるだけナチュラルな「暑気払い」をしたいわけ
なんですが、単純なところでは、団扇や浴衣などを利用するのも
クラシカルな発想ではありますが、涼を取る最適な方法でしょう。
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毎日の食生活で暑気を払う!
夏は毎日の暑さで汗をかき、水分を多めに補給することなどから
食欲も減退して、他の季節よりも体力が弱まったりします。元気が
足りなくなると、つい健康食品やビタミン剤などに頼りがちですが、
しかし栄養剤など自然界に無いものを体に与え続けるのは、自然の
摂理からいっても、あまり好ましくはないので、熱中症対策も含め
できることならば毎日の食事から栄養を摂取したいものです。
美容にも最適!夏バテ解消の「鰻(うなぎ)」
女性においては、一番気になる紫外線によって、お肌への影響など
も、とても気になることでしょうから、その点なども含め、夏場に
影響を受けた、身体の各部ダメージを補うことが必要となります。
となると、滋養強壮、体力・食欲増進などを一度に満たし、美容に
も良いとされるコラーゲンたっぷりの食品候補として、一番に
「鰻(うなぎ)」があげられます。
昔ながらの日本の習慣とでもいいますか、
土用の丑の日には日本人の多くが食しますね。
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平賀源内の最強戦略「土用の丑の日」
「丑」は十二支の「うし」を表し、世の中すべてが光と影を表す
ものとする「陰陽五行(火、土、金、水、土)」の「土」にあたる
事から「土用の丑」になったとの説があります。
今年の土用は7月19日から8月6日までで、その内、7月22日と8月3日
が「土用の丑の日」となっているので、平賀源内さんのビジネス戦略
が功を奏し、一年中で最も蒲焼(かばやき)売れる日となっています(笑)
平賀源内さんは、江戸時代に活躍した多種多芸のマルチプレイヤー
で、鰻のエピソードに関しては、現代でいうところのコピーライター
的発想で、庶民に「土用の丑の日」を根付かせたヤリ手です。
各自で毎日暑気払い!夏を乗り切る!
ですが、このところウナギの値段が、それこそ鰻のぼりに、高く
なってきていますので、食べたくても食べられない・・・という
人も多いのではないでしょうか。
ですが、一般的に「鰻イメージ」の強い「丑の日」ですが、実は
「丑」にちなんで、頭文字に「う」のつく食べ物、たとえば、梅干
や、うどんなど「う」から始まる食品なら何でも良いとされています。
いずれにしても、昔から健康は食事からなどと言われますので、
暑気払いは、毎日の食事に気を付けながら自己管理して
いきましょう。
人によっては、暑気払いというと、すぐに「飲み会」を想像される方
も多いですが、夏バテを防止するのであれば、時期などを気にせず、
日々、個人的な暑気払いを行ってくださいね。