Windows10が正式に公開されまして、現在、パソコンを開くと、いつでも無償でアップグレード(ダウンロード)できる状況になってますね。
しかし、油断は禁物!無料で入手できるのもあとわずか、2015年7月29日までです。
こちらの▼動画は、リアルタイム完全インストール手順です。アップグレードする時はとても役立ちます。
正直なところ、無償で入手できるからといっても、安易な気持ちでスグさま導入してしまうと、その後、手痛い目に遭う可能性があります。
最新OSのアップグレードの際は互換性に注意!
私はこれまで、歴代のWindowsを利用してきたユーザーの一人なんですが、
登場したばかりのウインドウズを既存のハードウエアにインストールするとかなりの確率で互換性の問題が生じます。
例えば、今まで普通に利用できていたネットでの通信が出来なくなるとか、プリンターやスキャナーが動作しなくなるとか、モニタの画面解像度が調整できなくなるなど。。。
普段使いの何気ない、当たり前のことが急にできなくなるというのはかなりのストレスになりますし、仕事で利用している場合は死活問題にもなります。
しかも、トラブルを解決するために原因を探りながら対処するとなると、場合によっては、何日も無駄な時間を費やす羽目になります。
なので、アップグレードは慎重に事前調査や準備を整えてから行うべきです。
ですが・・・困ったことに。Microsoftはユーザーの意思や都合など全くお構いなしに、起動している全世界のすべてのパソコンに対して自動でアップグレードを強行するようになりました。
つまり、勝手にアップグレードされてしまうので、不可抗力なわけです。
というか、これは本当の話ですが、ちょっと席をはずして戻ってみたら、いつ間にやらWindows7が、10になっていた・・・。というジョークのような報告事例も沢山あります。
そういった問題を回避するには、こちらの動画をご覧ください。完全回避法が詳しく説明されています。
インストールする場合は、まずバックアップ!
ということで、本当ならば、新OS(オペレーションシステム)の公開からある程度、時間を空け、各対策が講じられてから導入したほうが賢明だったりするのですが、往々にして、人というのは「新しいモノ好き」だったりします。
そのことは、新しいiPhoneが発売される何週間も前から店頭前に並ぶ人たちを見れば理解できるはずです。
Sponsored Link
とにかく、リスクを感じながらも新しいOSを使ってみたい!という欲求は時に、人間の基本三大欲求を上回ったりします。
例にもれず、私も、その一人です(笑)
なので、これまでの経験を活かし、新OSの導入に関しては、事前に必ずバックアップを取るようにしています。
これにより、導入後に予期せぬトラブルが発生したとしてもいつでも元の環境に戻すことができます。
これから新しいOSをインストールする場合には必ずバックアップしてから実行してください。
実際にWindowsをインストールしてみました。
ということで、私もさっそく、Windows10を導入してみました。
これまで使っていた環境はWindows 7 Ultimate 64bit です。
私の家には、十数年前のレーザープリンターCanon(キャノン)LBP-1420と、
これまた十数年前のスキャナーEPSON(エプソン)のES-2000があるのですが、(※古すぎて画像がありませんw)
どちらも、今どきのWi-Fiには対応しておらずUSB接続が基本になっています。
パソコン一台の環境ならUSBのハブを利用することで何も問題は無いのですが、
自宅では、複数台のパソコンを利用している関係上ネットワーク共有する必要がありますから
すべての機器を、すべてのパソコンで利用できるようにコストパフォーマンスを考えた上で、USBデバイスサーバーを利用しています。
Sponsored Link
USBデバイスサーバーというのは、簡単に言うと、USBインターフェイスの各機器をLAN接続できるようにする仲介役的な機器になります。
これの存在により、無駄に周辺機器を買い替える必要がありません。
つまり、無線LANネットワークの場合であれば設置場所を選ばず、1台のプリンターを複数台のパソコンで利用できるというわけです。
以前は、SilexというメーカーのUSBデバイスサーバーを利用していましたが、落雷の影響で壊れてしまったので、現在は、SilexのOEMでもあるI・O DATA(アイオーデータ)の ETG-DS/US-HS を使っています。基本的にSilexと中身は同じです。
なにはともあれ、Windows10のインストールも上手くいき、何事もなく導入できたかな。。。と思いきや、
順調かと思いきや突然のアクシデント
USBデバイスサーバーに接続されているプリンターとスキャナーが使えなくなりました。。。
機器認識は出来ていて、各デバイスの電源を入れるとパソコンおよび、USBデバイスサーバー側では機器の表示がされるものの印刷もスキャンも出来ない状態、、、。
こうなると原因がどこにあるのかいちいち調べるのが大変になってきます。
古い機器だから、新しく買い替えなさいという神様とアマゾン様の思し召しか?(笑) などと、余計なことを考えたりして。
原因究明のため、IPアドレスを確認したり、デフォルトゲートウエイの設定を見直したり電源の抜き差しをしたり、と、いろいろ試してもダメで、
丸一日悩んだ末、結論的にI・O DATA ETG-DS/US-HS 付属のnet.USBクライアントのバージョンを1.1 から 2.1 に変更することで解決しました。これは最初に確認すべきでした(>_<)
で、一応、解決はしたのですが、その際、ちょっと迷ったことがありました。
製品側にWindows10対応のファームウエアが無い
I・O DATAのホームページにnet.USBクライアントのソフトウエアが用意されているもののWindows10に対応したファームウエアが存在していなかったからです。
なので、とりあえず、Windows7用をダウンロードしたのち、インストールする前に、「Cosetup.exe」ファイルを右クリックでプロパティから互換性タブを選び、互換モードにチェックを入れてWindows7を選択。
次に、「設定」の部分で「管理者としてこのプログラムを実行する」にチェックを入れたのち、インストール。
これによって、周辺機器が正常に動作するようになりました。
Sponsored Link
いずれにしても、Windows10の無償アップグレードは間もなく終了します。
直前になって慌ててインストールして、失敗した・・なんてことのないよう、万全の準備を整え、余裕を持ってアップグレードに臨んでください。