私がまだ幼かった頃、はじめて「おはぎ」を見た時
「なんで?大福のアンコとお餅が入れ替わってるんだろう?」
と、思いました(笑)
小学生になってからも、おはぎを食べるたびに
「お餅にくるんだ方が、手が汚れにくいだろうに・・・」
と、思ったりしました(笑)
大人になってからも
おはぎに対して、いまだに、
ポッキーとトッポのような相対的違和感を感じています(笑)
と、なんだかんだ言いつつも、私は「おはぎ」が大好きです(^^ゞ
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なぜお彼岸には「おはぎ」なのか?
いろんな説があるわけですが、最も有力な説なのは、
おはぎに使用されている小豆(あずき)の色が、災難を除け、
邪気を祓うパワーがあるからとのこと。
「そんなに凄いパワーを秘めた食べ物であるならば、
ご先祖様の供養にも、ふさわしいお供え物だろう!」
ということで、お彼岸供物の定番になったようです 😀
まさか、甘くてオイシイおはぎに、邪気退散を目的とした
怖い理由があったとは・・・、ちょっと驚きです 👿
その他、昔は滅多に食べられない贅沢なお菓子だったから、お供え
したあと、お彼岸におはぎが食べられるのを楽しみにしている
子どもたちに、食べさせるためだとも言われていたりします。
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おはぎ?ぼたもち?本当の呼び名はどれ?
「おはぎ」は、まるで怪人二十面相にように、いろんな名前を
持っており、季節ごとに呼び名が変わります。
そもそも、おはぎ内部の「餅」は、粒々が残っていることからも
分かる通り、杵と臼で、普通のモチ搗(つ)きをしません。ゆえに、
その様子を隠語のように表現していたりします。
春 ⇒「牡丹餅(ぼたもち・餅)」
※春に咲く牡丹に似てるから
夏 ⇒「夜船(やせん、よふね)」
※餅を搗(つ)かない=夜の船は暗くて着かない
笑いに繋がらないレベルの言葉遊び
秋 ⇒「御萩(おはぎ)」
※秋に咲く萩に似ているから
冬 ⇒「北窓(きたまど)」
※搗(つ)きが見えない=月が見えない
笑いに繋がらないレベルの言葉遊び
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「おはぎ」は、あんころ餅とは別物
おはぎと、あんころ餅は、見た目がとても似ていますが、おはぎ
の「お餅」は、もち米をスリコギで半つき(五分搗き)したもの。
かたや、あんころ餅内部の「お餅」は、杵と臼で搗いたような、
本格的な「お餅」なので、正確には「別物」扱いとなります。
でも美味しそう・・・ 😳
おはぎを作ってみましょう!
お店で買ってくるのもいいんですが、お彼岸の時くらい、自分で
おはぎ作りにチャレンジしてみませんか?
◆おはぎを20~24個作る場合に用意する材料◆
餅米 / 2カップ(合)
うるち米 / 1カップ(合)
お水 / 360ml
小豆 / 300g
砂糖 / 300g(お好みで調整)
食塩 / 少々
※ゴマおはぎ、きなこおはぎも作る場合は
それぞれ、お好みで量を調整してください。
実際の調理手順ですが、
詳しい作り方は下の動画レシピをご参考にしてください。
美味しいおはぎが出来上がったら、食べ過ぎにご注意くださいね♪