人生において、大事なモノは、いろいろあるわけですが、
なんと言っても一番は「健康」と言えるでしょう。
日本は世界的に見てもダントツ長寿の国で、
2013年現在の最高齢者は、女性が「115歳」、男性が「111歳」
となっています。
そんな長寿国日本ですが、実は世界と並ぶガン大国でもあります。
・日本人は癌(がん)による死亡率が最も高い
厚生労働省が発表している死因順位の構成割合を見ますと
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai06/kekka3.html#top
悪性新生物、いわゆる癌(がん)による死亡率が高くなっており
男女共に35歳以降から発症する確率が急激に増えています。
ガンにも、いろんな種類があるわけですが、日本人が一番多く罹る、
最も死亡確率の高い癌の中に「胃癌(いがん)」があります。
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・胃がんの原因はピロリ菌
胃がんの原因には、さまざまあるのですが、主なものは「遺伝」
および、「ストレス」「食生活」「喫煙」などがあげられます。
最近になって、胃がん患者の最大の原因が「ピロリ菌」
(ヘリコバクター・ピロリ)であることがわかりました。
これにより厚労省は、2013年2月に「ピロリ感染胃炎」病として
認定を下し、除菌治療に対し健康保険の適用が可能となりました。
・ピロリ菌って何?感染した場合の病状や症状は?
ピロリ菌は感染によってもたらされるもので、専門家であっても
その感染の経路の詳しい原因は特定できていないようです。
基本的に、胃の粘膜部に棲息し、主に4~50歳以上の中高年者
であれば、8割以上の人が感染していることがわかっています。
感染すると、胃壁にダメージを与え、胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍等
を発症するようになりますので、胃がシクシク痛んだり、常に胃が
もたれる状態となって、違和感を感じるようになります。
普段、異常を感じない場合も、会社もしくは、毎年、市町村で実施
される健康診断等により胃部の異常が見つかる場合がありますので、
いずれも、早めに精密検査を受けることをおすすめします。
・ピロリ菌は食品や投薬治療で改善することが可能です
胃がん患者の90%以上からピロリ菌陽性反応が出ています。
ゆえに、ピロリ菌の存在そのものが、胃がんとイコールであると
言っても過言ではありません。
それだけ聞くと、とても恐ろしい細菌のように感じますが、実は、
胃の中から消し去る、いわゆる「除菌」することが出来ます。
ひとつ目の方法は、食生活によるもので、LG21と表示された
ヨーグルトには、ピロリ菌に対する殺菌の作用があるので、毎日
(基本半年間)摂り続けることで、除菌の効果を発揮します。
そしてもうひとつは、投薬によるものです。精密検査等により
菌の存在が確認された場合は、医師が処方する抗生物質を
1週間 投与することで除菌することができます。
LG21の摂取、抗生物質の投与、いずれも、途中でやめてしまうと、
菌が耐性を持ち、完全な除菌が出来ませんので、続けていくことが
とても重要です。
・胃がんに進行する前に、早期発見することが大事です。
ピロリ菌は、早期に発見することで胃がんへの進行を食い止める
ことができます。
胃に違和感があって気になるけど、仕事が忙しくてなかなか病院に
いく暇が無い・・・という場合、自宅で簡単にピロリ菌の有無を
確認することが可能な以下の検査キットも出ています。
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いずれにせよ、ピロリ菌を除菌しておくことで、胃がんの発症を
高い確率で食い止めることができます。もしも、胃部に違和感を
感じた場合は、そのまま放置せず、早めに専門医にご相談ください。