7月7日と言えば「七夕(たなばた)」ですね。
この動画は復興を願い、
仙台で行われた七夕まつり(東北夏祭り)のものです。
音と映像がとても美しいですね!
さて、七夕といえば、織姫と彦星が1年に1度だけ会うことを許された日。
ということで、ふたりの幸せを願いつつ 「今年は天の川が見れるかな?」と、
毎年、7日の夜のお天気がすごく 気になるわけですが、
関東住まいの私の場合、 子どもの頃から、天の川を観測できた経験は・・・
数えるほどしかありません。
実際の統計によれば、7月7日の東京が晴れる確率は約25%ほどですから、
関東においては、単純計算で4年に1度しか見ることが出来ないわけですね。
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とは言え、七夕の醍醐味というか、
一番の楽しみといえば、 笹の葉に願い事を
書いた「短冊(たんざく)」や折り紙などの飾りつけですね♪
大人も子どもも楽しめて、
なによりキレイに飾り付けられた笹は 夏の風情があって
眺めているだけでも楽しくなります。
しかし・・・悩むのは七夕が終わった後。
せっかく願い事を書いた「短冊」ではありますが、 楽しんだあと
どう処分すれば良いものか・・・。
くしゃくしゃっと丸めてゴミ箱へポイ。・・・
では、 せっかくの願い事も 叶わない気がしますしね。
本来は「川や海に流す」というのが昔の習わしだったようですが、
現代では川や海を汚しちゃいけないし・・・と、気が引けますよね。
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短冊や飾りはいつ取り外す?
短冊など飾りの取り扱いについて、あまり知られていないようなのですが、
風習としては、七夕前日の6日の夕方に飾って、7日の夜に取り外します。
せっかく飾ったのにすぐに取り外すのはもったいない気がしますけどね。
短冊の処分方法
その1 神社に持っていく
あなたのご近所に神社などはありますか?
お焚きあげをしてくれる神社もあるそうなので、
もし近くに 神社がある場合は 聞いてみるのも良いかと思います。
その2 自分で燃やす
「わざわざ神社に行くほどのものでもない。」という場合は、
願い事を書いた短冊だけを大きな空き缶などの中で燃やす
という方法もあります。(※最後の消火確認はお忘れなく!)
燃えた後の灰は(大量でなければ)地面に散布しても
問題ないと思いますが、土に混ぜれば園芸用などの肥料になります。
お焚きあげの意味のひとつには、
「願い事などを炎で浄化して天に届くよう祈るもの」
ということでもあるので、そういう気持ちで行えば
個人焼却しても願い事が叶うことでしょう。
その3 白い紙に包んで捨てる
火災などが心配で、燃やすのはチョット・・・という方は、
願い事を書いた短冊を、 白い紙に包んで燃えるゴミとして
処分してください。
丁寧に扱おうとする気持ちで、せめて白い紙に包んで捨てれば、
くしゃくしゃポイっよりは気分的には、すっきりしますね。
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短冊の願い事と歴史
今年はどんな願い事を書こうかな?
「健康でありますように」? 「マイホームが欲しい」?
ついつい現実的な願い事を書いてしまいそうになりますが・・・
元々は中国から伝わったもので、
日本では奈良時代に宮中の行事にもなっていました。
室町時代の頃になると「芸事などの上達」を願い、
短冊に和歌を書いて飾るようになり、
その後、江戸時代には将軍家をはじめ、一般庶民にも 広まり、
書道など「芸事の上達」を願って飾るようになりました。
最近は私利私欲からくる現実的な願いが多く見受けられますが(笑)
できれば「スキルアップ」を願っていくべきなのかもしれません。
今年のあなたは、短冊にどんな願い事を書きましたか?☆彡
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