書道というと、お正月に書き初めを書くくらいかな、
という人も多いかと思いますが、書道を習っていると、
通年にわたって競書大会などに出品することがあります。
今回は、お寺が主催の競書大会に出品することになり、
お寺に関係の深い禅語や仏教に関する言葉などを参考に、
言葉を選ぶと良いとアドバイスを受けました。
と言っても、禅語や仏教の言葉なんてパッと頭に浮かぶ
言葉さえもないので、いろいろと調べてみました。
昔はお寺で習字を教えていたということもあり、
お寺が主催の大会も多いので、
今回調べておけば毎年役に立ちそうです。
まず、
禅の心や悟りなど、いろいろな教えが込められた言葉です。
難しそうですが、古くからある美しい日本語で、
調べてみると意外に知っている言葉もありました!
一期一会(いちごいちえ)
日日是好日(にちにちこれこうじつ)
なんてのもそうです。
でも、禅語は漢字5文字のものが多いのも特徴で、
小学生でも書けそうなものは、限られてしまします。
半紙なら漢字4文字、
書初め用紙なら5文字でもいいかもしれません。
漢字3~4文字
雪月花(せつげっか)
雪と月と花。四季の移り変わりの中の自然の美の総称の意味。
百花春至(ひゃっかはるにいたる)
春が来て数えきれないくらいの花が咲き乱れている様子。
青山緑水(せいざんりょくすい)
青い山、緑の水。雄大な自然の情景。
漢字5文字
春光日々新(しゅんこうひびあらた)
春の景色は日を追って変化し、毎日毎日が新しい。
平常心是道(びょうじょうしんこれどう)or(へいじょうしんこれどう)
人生に近道はない。
道を極めるというものは特別なことを頭で考えて修得するものではなく、
目の前のやるべき当たり前のことを、積み重ねていくもの。
水急不月流(みずきゅうにしてつきをながさず)
川の水の流れは急でも、水面に映る月が流されることはない。
周りに流されずに、自分の軸になるものを持ちましょう。
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小学生にはちょっと禅語そのものは難しそうなので、
いろいろな禅語の意味、解説から
低学年向きに、良さそうな文字、言葉を拾ってみました。
よろこび(喜び)
しんじる(信じる)
かんしゃ(感謝)
おもいやり(思いやり)
はんせい(反省)
かがやき(輝き)
いきかた(生き方)
みちびき(導き)
とうとい(尊い)
うやまう(敬う)
さとり(悟り)
きづき(気づき)
ざぜん(座禅)
すなお(素直)
りんね(輪廻)
へいわ(平和)
であい(出会い)
むげん(無限)
ひやく(飛躍)
心の力
