インフルエンザB型は高熱が出ない?風邪の症状と酷似で見落としも!

 

子どもがインフルエンザのB型に感染しました。

インフルエンザの症状と言ったら、

突然39度以上の高熱が出るという認識でいましたが、

うちの子は高熱が出ず、調べてみると

高熱が出ない場合があることがわかりました。

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インフルエンザと診断されるまでの経緯

 

1日目

 

もともと熱を出しやすい子で、1日目は37度台

予防接種も2回済ませてあり、学校や周囲で

インフルエンザに感染している人もいなかった為、

風邪薬を飲んで、体を休めて様子をみることにしました。

夕食は食べる量は少なかったものの、食欲はあり、

水分もきちんととっていました。

 

2日目

 

熱は37~38度台をうろうろするかんじ。

さらさらした鼻水が出ましたが、

ちょうど花粉症の時期で、花粉アレルギーの症状かと思い

処方されている鼻炎の薬も飲みました。

午後に受診しましたが、のどの赤みなどもなく、

症状も重そうにみえず、風邪との診断を受けました。

 

3日目

 

発熱する前日に遊んでいた友達が昨日、

急な発熱(39度)でインフルエンザのB型に感染してたと

連絡があったので、慌ててうちの子も再受診

インフルエンザの検査でB型の反応がでました・・・。

 

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インフルエンザB型の特徴

 

インフルエンザはA型、B型、

聞きなれないですが、C型もあるそうです。

 

 A型・・・毎年流行るタイプのウイルス

 B型・・・数年おきに流行るタイプのウイルス

 C型・・・風邪程度で流行性が低いタイプのウイルス

 

通常では、

毎年の季節性のインフルエンザA型が秋から冬の初め頃に流行し、

春先の2~3月頃にB型が流行し始めるというケースが多いです。

C型は症状、感染力ともにやや弱く、流行しているとはあまり聞きません。

 

インフルエンザB型の症状

 

発熱・関節の痛み・頭痛・のどの痛み・咳・鼻水・くしゃみ・倦怠感・体のだるさ

普通の風邪症状とさほど変わりはないようです。

 

冒頭にも書きましたが、インフルエンザと言えば

急な発熱が発症の合図と思っていましたが、

B型は高熱が出にくい場合があるそうです。

症状の出方は個々に違うので、

もちろん高熱が出る人もいるし、

最初は微熱でも、徐々に上がっていく人もいます。

 

また、予防接種を受けていたりすると、そのおかげで

感染したとしても症状が軽く済む場合もあります。

 

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なので、普通の風邪だと思って出歩き、

本人さえも気づかないうちに、

インフルエンザの感染を拡大させてしまう・・・

それで毎回流行してしまうんですね(>_<)

 

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インフルエンザは、

熱が下がった後の数日間も感染力が残っているので

熱が下がったからとすぐに学校や職場に復帰すると

感染を広めてしまいます。

B型の感染経路は、人から人への感染なので

周囲に気を配る必要がありますね。

 

この時期の熱には本当に要注意です。

たとえ37~38度台の熱であっても、

一般の風邪薬を飲んでも症状が改善しない、

平熱になかなか戻らない場合には

インフルエンザの感染を疑ったほうが良いかと思います。

医者

 

とくにB型は

 症状が長引く傾向がある

 一旦熱が下がっても再び発熱する場合がある(二峰性発熱)

ことがあります。

 

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うちの子も、37~38度の熱がだらだらと6日間続きました。

4日目に37.2度などで、もうそろそろかな?と思ったら

5日目にまた38.3度になりました。

 

気管支炎、肺炎、中耳炎などの

合併症などを起こす危険もあるので、

おかしいな?と思ったら早めに受診してくださいね!