缶詰の歴史は古く、1810年に英国人が食品を
長期的に保存するために作られました。
日本で初めて缶詰が作られたのは、それから61年後の1871年、
年号で言えば、明治4年といいますから、
今からザッと140年以上も前の話になります。
その時に作られた缶詰の第一号は「いわし油漬」でした。
当時は画期的な発明だったと思いますが、
現代では食品の保存技術が向上したため、
缶詰の需要も徐々に低下傾向にあるようです。
その原因の一旦には、ゴミ分別などの問題も絡んでいるでしょう。
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今現在でも、売れ続けている人気の高い缶詰ってなんだろ?
ということで、ちょっと調べてみました。
出荷量および総合的な需要で比較
1位 鯖(さば)缶 [水煮・味噌煮]
2位 ツナ缶
3位 トマト缶 [ホール]
う~ん。なるほど、そうか。
個人的には
1位 ほていのやきとり缶
2位 ツナ缶 [シーチキン]
3位 コーン缶 [つぶ状]
なんですけど(笑)
それにしても、サバ缶って、常に高い人気を維持してるんですね。
サバ缶は何で人気なの?
なぜ、さば缶が人気なのか?というと、
第一に、値段の安さがあげられます。
以前は、100円で気軽に買うことが出てきてた、アスパラの缶詰や
コンビーフの缶づめが、近年の価格高騰により、ワンコインで
買うことができなくなりました。
現在、100円で買える缶詰と言えば、
みかん缶、さんま蒲焼缶、コーン缶、白桃缶、パイナップ缶などで、
この低価格缶詰シリーズの中に、サバ缶も含まれます。
サバ缶の人気のヒミツ
鯖(サバ)の缶詰には、水煮、味噌煮、しょうゆ煮など
いろんなバリエーションがあるわけでして、
そのまま食べるなら、味噌煮とか味付きがいいですが、
レシピの素材として多彩に利用できるからでしょうか、
さば缶の中でも一番人気が高いのは、サバの水煮ですね。
自分で煮るより出来が良く、
それ以前に、現代人はサバを煮る時間すら無い人が多いので
サバ料理は缶詰に頼る人が多いのでしょうね。
サバ缶料理に秘められたウレシイ秘密
さば缶は、安くて、ウマくい庶民の味方であるばかりか、
美容や健康にも最強の食品なのは、存知ですよね?

EPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサ塩酸)が
豊富に含まれています。
悪玉コレステロールや中性脂肪を減らすばかりか、
さらには、善玉コレステロールを増やす働きもあります。
一般に良く言われる「血液サラサラ」が期待できるわけです。
それにより、脳卒中、高血圧、動脈硬化、糖尿病などによる
成人予防にも期待が持てます。
このほか、現代人に不足がちな
ビタミンB12、ビタミンDも豊富に含まれています。

実は、最近になって知った人も多いと思いますが、
サバには、インクレチンという消化管ホルモンが含まれています。
この、インクレチン(GLP、GLP-1)[グルカゴン様ペプチド-1]には
痩身(ダイエット)の効果があります。
というのも、人は食事をすると「血糖値」が上がります。
通常は、血糖を抑えるために、膵臓からインスリンが分泌しますが
人によってはインスリンが正常に出ない人がいます。
インスリンの分泌量が少ない人は「糖尿病」になりやすく、
特に炭水化物が多く含まれる食品を食べると血糖値が上がり、
太りやすくなってしまいます。
GLP-1は、そのような方々への治療薬としても使用されています。
昨今、トクホ(特定保健用食品)として、血糖値の上昇を抑える
商品が出回っていますが、それと同等の効果が期待できる
というわけです。
ゆえに、さば缶は、
ワンコインで手に入り、美味しく食べられる上、
健康にも良く、しかも、ダイエット効果も期待できる
優れた庶民の味方と言えます。
格安の鯖缶レシピ料理を楽しみながら程度な運動も
でも、当然のことですが、食べ過ぎては意味がありませんし、
サバ缶だけを食していれば良いわけじゃありません。
ダイエット目的の場合は、適度な運動も必要ですし、
さば缶以外にも、健康を考えたバランスの良い食事を
心掛ける必要があります。
なにはともあれ、安くて体のためになるサバ缶は、
レシピのバリエーションも豊富なので、毎日の食事の中に、
積極的に取り入れていきましょう。
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